
ネットショップを開きたいけど、BASEとSTORES、どっちを選んだらいいか迷っちゃいますよね。この記事を読めば、そんなお悩みがスッキリ解決します。BASEとSTORESの料金プランや気になる手数料、便利な機能の違いから、初心者さんにも大切な使いやすさやサポート体制まで、気になるポイントを徹底的に比べて詳しく解説します。それぞれの良いところやちょっと注意したい点も分かるから、あなたに本当に合ったサービスがどっちなのか、この記事を最後まで読めばきっと見つかります。自分にぴったりのネットショップを選んで、お店作りをスムーズにスタートさせましょう!
BASEとSTORES ネットショップ開設で悩むあなたへ
「自分のお店を持ちたい!」「オリジナルの商品をたくさんの人に届けたい!」そんな夢を叶える手段として、ネットショップ開設を考えているあなた。素晴らしい第一歩ですね。でも、いざ具体的にサービスを選ぼうとすると、「BASE(ベイス)とSTORES(ストアーズ)、よく聞くけど、一体何がどう違うんだろう?」「どっちのサービスが今の自分に合っているんだろう?」と、手が止まってしまうことはありませんか。情報がたくさんありすぎて、どこを比べればいいのか、正直よく分からない…そんな方もきっと多いはずです。
なぜBASEとSTORESで悩むの?人気の理由と検討ポイント
BASEもSTORESも、手軽に本格的なネットショップを始められると評判のサービスです。特に、ネットショップ運営が初めての方や、まずはコストを抑えてスモールスタートしたいと考えている個人の方、副業でチャレンジしたい方にとって、非常に魅力的な選択肢として名前が挙がることが多いですよね。どちらも初期費用を抑えられたり、HTMLやCSSといった専門知識がなくてもショップページを構築できたりする手軽さから、多くの方が比較検討されています。
しかし、いざ両者を詳しく見てみると、「初期費用は本当に無料なの?」「月額料金プランはどうなってる?」「商品を売った時の販売手数料って、具体的にどれくらいかかるの?」「初心者でも直感的に操作できるのはどっち?」「集客に役立つ機能は充実してる?」など、気になるポイントや細かな違いがたくさん見えてきます。これらの違いをしっかりと理解しないままサービスを選んでしまうと、後から「思っていた機能がなかった…」「手数料が意外と高かった…」「もっとこうすれば良かった…」なんて、後悔につながってしまう可能性もゼロではありません。
この記事があなたの疑問を解消し、最適な選択をサポートします
せっかく時間と情熱をかけてネットショップを開設するなら、自分にぴったりのサービスを選んで、気持ちよくスタートを切りたいですよね。そして、そのお店を長く愛される場所に育てていきたいはずです。
この記事では、そんなあなたの「どっちがいいの?」という疑問をスッキリ解消するために、ネットショップ開設サービスとして人気のBASEとSTORESを、8つの重要な比較ポイントから徹底的に分析し、それぞれの特徴やメリット・デメリットを分かりやすく解説していきます。料金プランや各種手数料はもちろんのこと、商品登録のしやすさや管理機能、利用できる決済方法の種類、デザインテンプレートの豊富さやカスタマイズ性、集客支援機能の有無、困ったときのサポート体制、さらには将来的なショップの成長を見据えた拡張性まで、あなたがサービスを選ぶ上で本当に知りたい情報を網羅的にお届けします。この記事を最後まで読めば、きっと「これなら私に合ってる!」「このサービスで始めてみよう!」と、自信を持って最適な一歩を踏み出せるはずです。さあ、一緒にあなたにピッタリのネットショップサービスを見つけていきましょう!
そもそもBASEとはどんなサービス?
「BASE(ベイス)」って聞いたことありますか? 誰でもかんたんに、しかも無料で自分だけのネットショップを開設できると、今すごく人気のあるサービスなんです。お店を持ちたいけど、何から始めたらいいかわからない…そんなあなたにピッタリかもしれませんよ。
BASEは、「お母さんも使える」をコンセプトに、専門的な知識がなくても直感的に操作できるように作られているのが大きな魅力。だから、パソコン操作があまり得意じゃない方や、ネットショップ運営が初めての方でも、安心してチャレンジできるんです。個人のクリエイターさんから、副業で小さく始めたい方、本格的に事業として展開したい企業まで、幅広い層に支持されています。
BASEの主な特徴とメリット
BASEには、ネットショップを始めやすく、続けやすくするための嬉しい特徴がたくさん詰まっています。主なメリットを見ていきましょう!
手軽に始められる初期費用・月額費用無料のプランがある
なんといってもBASEの大きな魅力の一つは、初期費用や月額費用が一切かからない「スタンダードプラン」があること! お店を開設するだけなら、お金の心配はいりません。商品が売れた時にだけ、所定の手数料がかかる仕組みなので、リスクを抑えてネットショップ運営をスタートできます。これは、特に初めてネットショップに挑戦する方や、まずは小さく試してみたいという方にとっては、大きな安心材料になりますよね。
専門知識は不要!かんたんショップ開設
BASEなら、プログラミングやデザインの専門知識がなくても、あっという間に自分のお店が持てます。画面の指示に従って、ショップ名や商品説明、商品画像などを登録していくだけ。まるでブログを書くような感覚で、手軽にショップページを作り上げていけるんです。数ステップでお店がオープンできるので、思い立ったらすぐに始められるのが嬉しいポイントです。
豊富なデザインテンプレートとカスタマイズ性
ショップの顔となるデザインも、BASEなら心配いりません。無料で使えるおしゃれなデザインテンプレートがたくさん用意されているんです。さらに、もっとオリジナリティを出したいという方のために、有料のデザイナーズテンプレートも充実しています。HTMLやCSSの知識がある方なら、「HTML編集App」という拡張機能(有料の場合あり)を使って、自由にカスタマイズして、世界にひとつだけのショップデザインを実現することも可能ですよ。あなたのブランドイメージにぴったりのショップを作ってみてください。
多彩な決済方法をかんたんに導入できる「BASEかんたん決済」
お客様がスムーズにお買い物できるように、決済方法の充実はとても大切。BASEでは、「BASEかんたん決済」というエスクロー決済の仕組みを利用することで、クレジットカード決済はもちろん、コンビニ決済、銀行振込、キャリア決済、後払い決済、PayPal決済など、さまざまな決済方法をかんたんに導入できます。ショップオーナー様が各決済会社と個別に契約する手間もありません。これにより、お客様は自分に合った支払い方法を選べるので、購入のハードルがぐっと下がりますし、未払いのリスクも軽減されます。
集客や販売促進に役立つ拡張機能「Apps」
ショップを開設しただけでは、なかなかお客様は来てくれませんよね。BASEには、集客や販売促進をサポートする「Apps(アップス)」という拡張機能がたくさん用意されています。例えば、Instagramと連携して商品を販売できる機能や、ブログ機能、クーポン発行機能、セール機能、レビュー機能、メールマガジン配信機能など、ショップ運営に役立つ機能が盛りだくさん。必要な機能を自分で選んで追加できるので、ショップの成長に合わせて機能を強化していけます。一部有料のAppもありますが、無料で使える便利なものも多いですよ。
商品登録や管理もラクラク
商品の登録も、写真と説明文、価格などを入力するだけでとっても簡単。在庫管理や受注管理も、管理画面から一元的に行えるので、複数の商品を扱っていてもスムーズに運営できます。CSVファイルを使って商品を一括登録することもできるので、商品点数が多いショップさんにも対応可能です。
スマホアプリでどこでもショップ管理
BASEには、スマートフォン向けの専用アプリがあり、商品の登録や編集、注文状況の確認、お客様とのメッセージのやり取りなどがスマホ一つで完結します。外出先や移動中でも手軽にショップを管理できるので、時間を有効活用したいオーナーさんには非常に便利です。プッシュ通知で注文が入ったことを知らせてくれるのも嬉しい機能ですね。
デジタルコンテンツ販売にも対応
BASEは、洋服や雑貨といった形のある商品だけでなく、音楽データ、イラスト、写真、電子書籍、動画、オンラインレッスンのチケットといったデジタルコンテンツの販売にも対応しています。クリエイターの方にとっては、自分の作品を手軽に販売できるプラットフォームとして活用できるのは嬉しいポイントですよね。在庫を抱える心配がないのも、デジタルコンテンツ販売のメリットです。
BASEの注意点とデメリット
手軽に始められるBASEですが、いくつか知っておきたい注意点やデメリットもあります。メリットと合わせてしっかり確認しておきましょう。
売れた時の手数料とプランによる違い
初期費用・月額費用が無料の「スタンダードプラン」では、商品が売れた際に手数料が発生します。具体的には、BASEかんたん決済手数料とサービス利用料がかかります。
一方で、月額費用がかかる「グロースプラン」もあり、こちらは決済手数料のみでサービス利用料はかかりません。売上規模が大きくなると、グロースプランの方がお得になる場合があります。
プラン名 | 月額費用 | BASEかんたん決済手数料 | サービス利用料 |
---|---|---|---|
スタンダードプラン | 無料 | 注文合計金額(送料含む)の3.6%※1 + 40円 | 注文合計金額(送料含む)の3% |
グロースプラン | 16,580円(税込)/月※3 | 注文合計金額(送料含む)の2.9%※2 | 無料 |
※1決済方法がAmazon Pay、PayPalの場合、決済手数料にシステム手数料相当額1%が加算されます。
※2.決済方法がAmazon Pay、PayPalの場合、決済手数料にシステム手数料相当額1%が加算されます。
※3.年払いの1ヶ月あたりの費用。年払いは、12ヶ月まとめてのお支払いとなります。
月払いの費用は1ヶ月あたり19,980円となります。
これらの手数料を考慮して、商品価格を設定する必要がありますね。特にスタンダードプランの場合、売上が増えるほど手数料の総額も増えるため、ある程度の売上が見込めるようになったらグロースプランへの移行も検討すると良いでしょう。
振込手数料と振込サイクル
ショップの売上金を引き出す際には、一律250円の振込手数料がかかります。さらに、振込申請時の金額が2万円未満の場合は、事務手数料として別途500円が必要になる点も覚えておきましょう。売上金の振込は、振込申請を行ってから通常10営業日後となります。資金繰りにも関わる部分なので、事前に確認しておくと安心です。「お急ぎ振込」というオプション(別途手数料が発生)を利用すれば、通常の振込スケジュールよりも早く売上金を受け取れますが、こちらも手数料がかかる点を留意してください。
一部機能やデザインは有料
基本的な機能は無料で利用できますが、より高度な機能を使いたい場合や、特定のデザインテンプレートを利用したい場合には、有料のAppsや有料テンプレートが必要になることがあります。例えば、HTMLを編集してより細かくデザインをカスタマイズしたい場合の「HTML編集App」や、特定の集客支援Appなどが該当します。ショップを運営していく中で、「もっとこうしたい」という要望が出てきたときに、追加費用がかかる可能性も考えておきましょう。
集客は基本的に自分で行う努力が必要
BASEには集客支援のAppsもありますが、楽天市場やAmazonのような大手モール型ECサイトとは異なり、プラットフォーム自体が強力な集客力を持っているわけではありません。そのため、ショップの認知度を上げ、お客様を呼び込むためには、SNSでの発信、ブログ記事の作成、広告運用、SEO対策など、自分自身で積極的に集客活動を行う必要があります。開設して待っているだけでは、なかなか商品は売れないということを理解しておくことが大切です。
無料テンプレートのカスタマイズには限界がある場合も
無料のデザインテンプレートでも十分おしゃれなショップは作れますし、簡単な色変更やロゴ設定は可能です。しかし、HTMLやCSSの専門知識がないと、デザインの細かいレイアウト変更や独自機能の追加といった大幅なカスタマイズは難しい場合があります。もし、ブランドイメージに徹底的にこだわりたい、細部まで作り込みたいという場合は、有料テンプレートの利用や、「HTML編集App」の活用、あるいは専門業者への依頼を検討することになるかもしれません。

STORESとはどんなサービス?
STORES(ストアーズ)は、専門的な知識がなくても、誰でも簡単に本格的なネットショップを開設できるサービスとして人気を集めています。個人のクリエイターさんから、実店舗をお持ちの事業者さんまで、幅広い層に利用されているんですよ。特に、初期費用や月額費用を抑えたい方、そしてシンプルで使いやすい操作性を求める方にとっては、とっても魅力的な選択肢の一つになるはずです。
ここでは、STORESがどんなサービスなのか、その主な特徴やメリット、そして利用する上での注意点やデメリットについて、詳しく見ていきましょう。
STORESの主な特徴とメリット
STORESには、ネットショップ運営をスムーズに進めるための嬉しい特徴がたくさんあります。主なメリットをいくつかご紹介しますね。
- 初期費用・月額費用無料で始められるプランがある:STORESには「フリープラン」と「スタンダードプラン」の2つの料金プランがあります。フリープランなら、初期費用も月額費用も一切かからず、気軽にネットショップをスタートできます。売れるかどうか不安な初心者の方でも、リスクを抑えて挑戦できるのは大きな安心材料ですよね。
- 決済手数料がシンプルで分かりやすい:フリープランの場合、決済手数料は売上の5%と非常にシンプル。スタンダードプラン(月額2,980円)なら、さらに低い3.6%になります。売上規模や運営方針に合わせてプランを選べるのがポイントです。
- 豊富な決済手段に対応:クレジットカード決済はもちろん、コンビニ決済、銀行振込、キャリア決済、PayPal、楽天ペイ、PayPay残高など、多様な決済方法を導入できます。お客様の支払いやすさを考えると、これはとっても重要ですよね。
- デザインテンプレートが豊富でおしゃれ:専門知識がなくても、プロがデザインしたようなおしゃれなネットショップを簡単に作れます。48種類以上(2024年5月時点)の無料テンプレートが用意されていて、お店の雰囲気やブランドイメージに合わせて選べますよ。
- 必要な機能がしっかり揃っている:商品登録、在庫管理、顧客管理、クーポン発行、ニュース配信、レビュー機能など、ネットショップ運営に必要な基本機能はしっかり搭載されています。さらに、定期販売や予約販売、電子チケット販売といった多様な販売方法にも対応しています。
- 実店舗との連携もスムーズ:STORESは、POSレジアプリ「STORES レジ」や予約システム「STORES 予約」といった実店舗運営をサポートするサービスも提供しています。これらを連携させることで、ネットショップと実店舗の在庫情報や顧客情報を一元管理でき、より効率的な店舗運営が可能になります。
- 初心者にも優しい操作性:管理画面は直感的で分かりやすく、パソコン操作に不慣れな方でも比較的簡単に使いこなせるように設計されています。商品登録やページ編集もスムーズに行えるでしょう。
これらのメリットから、STORESは特に「コストを抑えつつ、手軽におしゃれなネットショップを始めたい」と考えている方や、「実店舗とネットショップを連携させて効率的に運営したい」という事業者の方におすすめのサービスと言えます。
STORESの注意点とデメリット
多くのメリットがあるSTORESですが、利用する際にはいくつか注意しておきたい点や、人によってはデメリットと感じる可能性のある部分もあります。
- フリープランの機能制限:月額無料のフリープランは魅力的ですが、スタンダードプランと比較すると一部機能が制限されています。例えば、独自ドメインの利用(フリープランでは「○○.stores.jp」のようなURLになります)、アクセス解析の詳細機能、代引き決済、Amazon Payの利用などはスタンダードプラン限定の機能です。本格的にショップを運営していく上で、これらの機能が必要になった場合はプラン変更を検討する必要があります。
- HTML/CSSのカスタマイズは基本的に不可:STORESのデザインカスタマイズは、用意されたテンプレートやパーツの組み合わせが基本となり、HTMLやCSSを直接編集して細部まで自由にデザインを変更することは基本的にできません。デザインに強いこだわりがあり、細部まで作り込みたい方にとっては、少し物足りなさを感じるかもしれません。
- 集客は自力で行う必要がある:STORES自体に楽天市場やYahoo!ショッピングのようなモール機能はないため、ショップへの集客は基本的に自分で行う必要があります。SNS連携機能やニュースレター配信機能などを活用しつつ、SEO対策や広告出稿など、積極的な集客活動が求められます。
- 売上規模によっては手数料が割高になる可能性:フリープランの決済手数料5%は、売上が少ないうちは負担が少ないですが、売上が大きくなってくると、他のサービス(例えばBASEのグロースプランなど)と比較して手数料の総額が割高になるケースも考えられます。売上規模に応じて、スタンダードプランへの移行や、他のサービスとの比較検討も視野に入れると良いでしょう。
- 電話サポートはスタンダードプランのみ:フリープランの場合、サポートはメールのみとなります。すぐに問題を解決したい場合や、直接話して相談したい場合には、スタンダードプランへの加入が必要になります。
これらの点を理解した上で、ご自身のショップ運営の目的や規模、必要な機能などを照らし合わせて、STORESが最適な選択肢かどうかを判断することが大切です。特に、デザインの自由度や、将来的な売上規模と手数料のバランスについては、事前にしっかりと検討しておきましょう。
【徹底比較】BASEとSTORES 8つのポイントで違いを解説
ネットショップを開設したいけど、BASEとSTORES、どっちがいいのか迷っちゃいますよね。どちらも人気のサービスですが、それぞれに特徴があって、あなたにピッタリなのはどっちなのか、じっくり見ていきましょう。ここでは、気になる8つのポイントで、この2つのサービスを徹底的に比べてみました!これを読めば、きっとあなたに最適なサービスが見つかるはずです。
比較ポイント1 料金プランと手数料
ネットショップ運営でやっぱり気になるのが、お金のこと。初期費用や月額費用、売れたときにかかる手数料など、しっかり比べてみましょう。
BASEの料金プランと手数料
BASEには、主に2つの料金プランがあります。
- スタンダードプラン:初期費用も月額費用も0円で始められるのが最大の魅力です。売れた時に、BASEかんたん決済手数料として3.6%+40円、さらにサービス利用料として3%がかかります。振込手数料は一律250円で、事務手数料(振込金額2万円未満の場合)は500円です。
- グロースプラン:月額16,580円の有料プランです。こちらのプランだと、決済手数料が2.9%と、スタンダードプランよりぐっとおトクになります。サービス利用料はかかりません。振込手数料と事務手数料はスタンダードプランと同じです。ある程度売上が見込めるショップさんには、こちらがおすすめです。
STORESの料金プランと手数料
STORESにも、2つの料金プランが用意されています。
- フリープラン:こちらも初期費用・月額費用ともに0円でスタートできます。売れた時の決済手数料は5%です。振込手数料は275円で、事務手数料(振込金額1万円未満の場合)も275円かかります。
- スタンダードプラン:月額2,980円(年払いの場合、月額2,178円相当)の有料プランです。このプランの大きなメリットは、決済手数料が3.6%になること。フリープランよりかなり抑えられますね。振込手数料と事務手数料はフリープランと同じです。
手数料比較で見るBASEとSTORESの違い
料金プランと手数料を比べてみると、どちらも無料で始められる点は同じですが、売れたときの手数料や有料プランの月額料金に違いがありますね。下の表で、主な手数料をまとめてみました。
項目 | BASE スタンダードプラン | BASE グロースプラン | STORES フリープラン | STORES スタンダードプラン |
---|---|---|---|---|
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額費用 | 0円 | 16,580円 | 0円 | 3,300円 |
決済手数料 | 3.6% + 40円 | 2.9% | 5% | 3.6% |
サービス利用料 | 3% | 0円 | 0円 | 0円 |
振込手数料 | 250円 | 250円 | 275円 | 275円 |
事務手数料(振込時) | 500円(2万円未満の場合) | 500円(2万円未満の場合) | 275円(1万円未満の場合) | 275円(1万円未満の場合) |
BASEのスタンダードプランは、決済手数料に加えてサービス利用料がかかる点に注意が必要です。一方、STORESのフリープランは決済手数料が5%と少し高めですが、サービス利用料はありません。売上が大きくなってきたら、BASEならグロースプラン、STORESならスタンダードプランへの移行を考えると、手数料を抑えられますよ。

比較ポイント2 機能面の違い
ネットショップを運営していく上で、どんな機能が使えるのかはとっても大事。商品登録のしやすさから、お客様を集めるための機能まで、詳しく見ていきましょう。
商品登録と管理機能の比較
BASEもSTORESも、商品の登録数に上限はありません(STORESのフリープランも現在は無制限です)。写真や説明文を登録して、価格を設定するという基本的な流れは同じです。どちらもデジタルコンテンツの販売や予約販売機能も備わっています。
BASEでは、「BASE Apps」という拡張機能を使うことで、例えば「商品オプション App」でサイズやカラーなどのバリエーションを細かく設定できたりします。STORESにも「アイテムオプション機能」があり、同様にバリエーション設定が可能です。どちらも基本的な商品管理はしっかりできますが、より細かい設定や特殊な販売方法をしたい場合は、それぞれの拡張機能や設定項目を確認してみるのがおすすめです。
決済方法の種類の比較
お客様がスムーズにお買い物できるように、決済方法の種類は多い方がいいですよね。
BASEで利用できる主な決済方法は、クレジットカード決済、キャリア決済、銀行振込、コンビニ決済・Pay-easy、後払い決済、PayPal決済、Amazon Payなどです。特にAmazon Payに対応しているのは、Amazonユーザーにとっては便利ですね。
STORESでは、クレジットカード決済、キャリア決済、銀行振込、コンビニ決済、PayPal決済、楽天ペイ(オンライン決済)、あと払い(ペイディ)などが利用できます。楽天ペイが使えるのは、楽天ユーザーには嬉しいポイントかもしれません。
どちらも主要な決済方法はカバーしていますが、ターゲットとするお客様層に合わせて、どの決済方法があると喜ばれるか考えてみると良いでしょう。
デザインカスタマイズ性の比較
お店の顔となるショップデザイン。こだわりたい方も多いのではないでしょうか。
BASEでは、無料・有料合わせてたくさんのデザインテーマ(テンプレート)が用意されていて、選ぶ楽しさがあります。HTMLやCSSを編集できる有料テーマや「HTML編集 App」を使えば、かなり自由なカスタマイズも可能です。
STORESも、約50種類の無料テンプレートがあり、どれもシンプルで洗練されたデザインです。パーツの追加や編集で簡単にレイアウトを変更でき、スタンダードプランならCSSの編集もできます。初心者の方でも、直感的にデザインを整えやすいのが特徴です。
デザインの自由度を追求したいならBASE、簡単にプロっぽいデザインにしたいならSTORES、という傾向があるかもしれません。
集客支援機能の比較
ショップを開設しても、お客様に来てもらえなければ始まりません。集客に役立つ機能も比べてみましょう。
BASEには、「BASE Mag.」というメディアへの掲載チャンスがあったり、「BASEライブ」というライブコマース機能があったりします。また、Instagram販売連携やGoogle商品連携、クーポン発行機能、メールマガジン機能なども標準で備わっています。「BASE Apps」でさらに多様な集客ツールを追加できるのも強みです。
STORESも、STORES Magazineへの掲載チャンスや、Instagram販売連携、note for shopping連携といった外部サービスとの連携が充実しています。クーポン発行機能、メールマガジン機能、ニュース配信機能、再入荷通知機能など、お客様とのコミュニケーションを深める機能が豊富です。
どちらもSNS連携はバッチリ。あとは、どんな方法でお客様にアプローチしたいかで、使える機能に注目してみてください。
比較ポイント3 操作性と使いやすさ
毎日使う管理画面だから、操作のしやすさは重要ですよね。初心者の方でも安心して使えるか、見ていきましょう。
初心者でも簡単?BASEの操作性
BASEの管理画面は、とてもシンプルで直感的に操作できると評判です。商品登録から注文管理まで、どこに何があるか分かりやすく、初めてネットショップを開設する方でも、迷うことなく作業を進めやすいでしょう。「BASE Apps」で機能を追加していくスタイルなので、最初は必要な機能だけに絞って、スッキリとした画面でスタートできます。
直感的で分かりやすい?STORESの操作性
STORESの管理画面も、整理されていて分かりやすいデザインになっています。ダッシュボードでは、売上やアクセス状況などが一目で確認できます。機能が多くても、メニューが項目ごとにきちんと分類されているので、目的の機能を見つけやすいのが特徴です。こちらも初心者の方がスムーズにショップ運営を始められるように工夫されています。
どちらのサービスも、無料でお試しができるので、実際に触ってみて、自分に合うかどうか確かめてみるのが一番ですよ。
比較ポイント4 サポート体制の比較
困ったときに頼りになるサポート体制。どんなサポートが受けられるのか、確認しておきましょう。
BASEのサポート内容
BASEでは、詳細なヘルプページが用意されているほか、チャットボットやメールでの問い合わせが可能です。また、オーナー向けのセミナーやイベントが開催されることもあり、運営ノウハウを学ぶ機会もあります。基本的にはオンラインでのサポートが中心となります。
STORESのサポート内容
STORESも、充実したヘルプセンターがあり、メールでの問い合わせに対応しています。そして、STORESの大きな特徴の一つが、スタンダードプランであれば電話サポートも利用できる点です。直接話して解決したい、という方には心強いサポートですね。フリープランでもメールサポートは受けられます。
すぐに解決したい問題がある場合や、直接相談したい場合には、STORESの電話サポートは魅力的かもしれません。
比較ポイント5 デザインテンプレート
お店の第一印象を決めるデザインテンプレート。どんなものが用意されているのでしょうか。
BASEのデザイン性
BASEのデザインテーマは、無料のものだけでも種類が豊富で、有料テーマも合わせると非常に多くの選択肢があります。シンプルなものから、トレンドを取り入れたおしゃれなデザイン、個性的なデザインまで、あなたのショップのブランドイメージに合うものがきっと見つかるはずです。HTML編集Appを使えば、さらに細かくカスタマイズすることも可能です。
STORESのデザイン性
STORESでは、48種類(2025年時点)の無料テンプレートが用意されており、どれもプロがデザインしたような洗練された印象です。どのテンプレートを選んでも、商品が引き立つように工夫されています。パーツの組み合わせや色の変更などで、簡単にオリジナリティを出すことができます。スタンダードプランではCSS編集も可能です。
デザインの選択肢の多さや自由度を重視するならBASE、手軽に高品質なデザインを実現したいならSTORES、という見方もできそうです。
比較ポイント6 外部連携サービス
他のサービスと連携することで、ショップ運営がもっと便利になったり、集客力がアップしたりします。どんなサービスと連携できるか見てみましょう。
BASEで利用できる外部連携
BASEは「BASE Apps」を通じて、様々な外部サービスと連携できます。代表的なものとしては、Instagram販売連携、Googleショッピング連携、noteとの連携、Canvaでの画像編集連携などがあります。これにより、SNSからの集客や広告出稿、コンテンツマーケティングなどがスムーズに行えます。会計ソフトとの連携Appもあります。
STORESで利用できる外部連携
STORESも多くの外部サービスとの連携に対応しています。Instagram販売連携はもちろん、note for shopping連携、LINEミニアプリ連携などがあります。また、実店舗との連携を考えている方には嬉しいPOSレジ連携(STORESレジ)や、会計ソフトfreee会計、弥生会計とのデータ連携も可能です。
どちらもSNS連携はしっかりしていますが、STORESは実店舗運営や会計業務との連携に強みがあると言えそうです。BASEはAppsによる拡張性が魅力ですね。
比較ポイント7 入金サイクル
売上がいつ振り込まれるのか、キャッシュフローに関わる重要なポイントです。
BASEの入金タイミング
BASEでは、ショップオーナーが振込申請を行うと、申請から10営業日後に登録した口座へ売上金が振り込まれます。振込手数料は一律250円です。もし急ぎで現金が必要な場合は、「お急ぎ振込」というオプションサービス(別途手数料が必要)を利用すれば、最短で翌営業日に振り込んでもらうことも可能です。
STORESの入金タイミング
STORESの通常の入金サイクルは、月末締めの翌月末払いです。振込手数料は275円。こちらも「スピードキャッシュ」という有料オプションを利用することで、最短翌営業日に振り込んでもらうことができます。ただし、利用には審査があり、手数料もかかります。
BASEの方が振込申請ベースで、STORESは自動で月1回の振込が基本という違いがあります。どちらも早期入金オプションがあるので、急な資金ニーズにも対応できそうですね。
比較ポイント8 将来的な拡張性
今は小さく始めても、将来ショップが成長したときのことも考えておきたいですよね。
BASEでのショップ成長
BASEは、「BASE Apps」で必要な機能を後からどんどん追加できるので、ショップの成長に合わせて柔軟に機能を拡張していけます。最初はスタンダードプランで始めて、売上が伸びてきたらグロースプランに移行することで、決済手数料を抑えつつ運営を続けられます。個人から法人まで、幅広い規模のショップに対応できるポテンシャルがあります。
STORESでのショップ成長
STORESも、フリープランからスタンダードプランへ移行することで、決済手数料を下げられるだけでなく、使える機能も増えます。例えば、アクセス解析の高度な機能や顧客管理機能の充実、電話サポートなどがスタンダードプランのメリットです。また、STORESはPOSレジ(STORESレジ)や予約システム(STORES予約)など、実店舗運営をサポートするサービスも展開しているため、オンラインとオフラインを連携させたビジネス展開を考えている方には特に魅力的な拡張性があります。
どちらのサービスも、ショップの成長に合わせたステップアップが可能です。あなたのビジネスが将来どんな形を目指すのかを想像しながら、選んでみてくださいね。
BASEとSTORES 結局どっちがいい?あなたに合うサービスの選び方
ここまでBASEとSTORESのいろんな違いを見てきましたけど、いざ選ぶとなると「うーん、どっちがいいんだろう?」って迷っちゃいますよね。大丈夫です!この章では、あなたの今の状況とか、これからどんなネットショップにしたいかっていう目的に合わせて、どっちのサービスがピッタリくるか、具体的な選び方のポイントを分かりやすくお伝えしますね。
こんなあなたにはBASEがおすすめ
BASEは、特にネットショップの運営が初めてっていう方や、とにかく手軽に始めたい!って思ってる方にとって、すごく魅力的なサービスなんです。具体的にどんな方にBASEが向いているのか、一緒に見ていきましょう。
手軽に始めたい初心者の方
BASEの一番いいところは、難しい専門知識がなくても、見たまんまの操作でスイスイっと簡単にショップを開設できちゃうところなんです。商品の登録からお店のデザイン設定まで、分かりやすいガイドもしっかり用意されているので、初めてネットショップにチャレンジする方でも、安心してスタートできますよ。「難しい設定で時間を使いたくない!」「すぐにでも商品を売り始めたい!」っていう方に、まさにピッタリです。
初期費用を抑えたい方
BASEのスタンダードプランっていうのは、なんとお店を作るための一番最初にかかるお金(初期費用)も、毎月かかるお金(月額費用)もぜーんぶ無料で始められるんです。商品が売れるまではお金がかからないから、「まずは試しにネットショップをやってみたいな」とか、「最初は小さく始めて、だんだん大きくしていきたいな」って考えている方にとって、お金の心配をあんまりせずに挑戦できるのがうれしいポイントですね。
豊富なデザインから選びたい方
BASEは、お店の顔になるデザインテンプレートの種類がすっごくたくさんあるんです。無料のものも有料のものも合わせると、選ぶのに迷っちゃうくらい!HTMLとかCSSっていう専門的な知識がなくても、おしゃれで個性的なショップデザインが簡単にできちゃいます。自分のお店のイメージにぴったりのデザインを見つけやすいですし、「手軽にプロみたいなかっこいいお店を作りたい!」っていう方には、本当におすすめですよ。
こんなあなたにはSTORESがおすすめ
STORESは、お店を運営していく上でのコストパフォーマンスとか、便利な機能性を重視する方、それから実際にお店を持っている方がネットショップも始めたいっていう場合に、メリットがたくさんあるサービスなんです。STORESがおすすめなのは、こんな方々です。
固定費無料で始めたい方
STORESにもフリープランっていうのがあって、これも最初にかかるお金も毎月かかるお金もなしでネットショップを始められちゃいます。BASEと同じように、商品が売れるまでは費用がかからないので、気軽にチャレンジしたい方にとっては安心ですよね。まずは無料で使ってみて、お店が大きくなってきたら、もっと機能が充実したプランに変えるっていうのもアリです。
決済手数料を重視する方
STORESのフリープランだと、商品が売れたときの手数料は5%なんですけど、有料のスタンダードプランにすると、なんと業界の中でもかなり安い3.6%になるんです。ある程度の売上が見込める場合とか、「少しでも多く利益を残したい!」って思っている方にとっては、この手数料の低さが大きな魅力になるはず。長い目でお店を運営していく上で、毎月かかるコストをできるだけ抑えたいっていう方におすすめです。
実店舗との連携も考えている方
STORESは、ネットショップだけじゃなくて、実際のお店で使うレジの機能「STORES レジ」とか、予約を受け付けるシステム「STORES 予約」とのつながりがすごくスムーズなんです。例えば、実際のお店とネットショップの商品の数を一緒に管理したり、お客さんの情報を共有したりできるので、お店とネットの両方でお客さんにアプローチしたいと考えている事業者の方には、とっても便利ですよ。
BASEとSTORES比較以外の選択肢も検討
BASEとSTORESは、本当にたくさんの人に使われている人気のサービスですけど、あなたのお店の規模とか、どんな商品を扱うか、これからどんなお店にしていきたいかっていうことによっては、もしかしたら他のネットショップ作成サービスとかECプラットフォームの方が合っているかもしれません。例えば、もっと大きな規模の本格的なECサイトを作りたいならShopify(ショッピファイ)とか、たくさんの人が集まる大きなショッピングモールにお店を出したいなら楽天市場やYahoo!ショッピングなんかも考えてみる価値があります。それぞれのサービスがどんな特徴を持っているのかをちゃんと理解して、あなたのビジネスに一番ピッタリな場所を選ぶことが大切です。まずはBASEやSTORESみたいに手軽に始められるサービスからスタートして、お店が成長してきたら次のステップに進むっていうのも、賢いやり方かもしれませんね。
ネットショップ開設前に知っておきたいBASEとSTORES比較以外の注意点
BASEやSTORESといったプラットフォームを選ぶことも大切ですが、それ以外にもネットショップをスムーズに、そして成功裏に運営するためには、事前に知っておくべきいくつかの重要なポイントがあります。ここでは、プラットフォーム選びと並行して、ぜひ押さえておきたい注意点をいくつかご紹介しますね。
特定商取引法に基づく表記の準備
ネットショップを運営する上で、「特定商取引法に基づく表記」は法律で義務付けられているとっても大事な情報開示です。これをお客さんがいつでも確認できるように、ショップの分かりやすい場所に掲載する必要があります。準備を怠ると、お客さんからの信頼を失うだけでなく、法的なペナルティを受ける可能性もあるので、しっかり準備しておきましょう。
具体的には、次のような情報を記載する必要がありますよ。
項目 | 記載内容の例 |
---|---|
販売事業者名(氏名)、住所、電話番号 | 個人の場合は戸籍上の氏名、法人の場合は登記簿上の名称を記載します。住所や電話番号も正確に。 |
運営統括責任者名 | ショップ運営の責任者の氏名を記載します。 |
メールアドレス | お客さんからの問い合わせに対応できるメールアドレスを記載します。 |
商品の販売価格 | 消費税込みの価格を表示するのが一般的です。 |
商品代金以外の必要料金 | 送料、振込手数料、代引き手数料など、商品代金以外にかかる費用があれば明記します。 |
代金の支払い方法と時期 | クレジットカード、銀行振込、コンビニ決済など、利用できる支払い方法と、それぞれの支払い時期を記載します。 |
商品の引渡し時期 | 注文を受けてから商品を発送するまでの目安期間を記載します。「ご注文確定後、○営業日以内に発送」など。 |
返品・交換に関する条件 | 返品や交換が可能かどうか、可能な場合の条件(期間、送料負担など)を具体的に記載します。不良品の場合の対応についても明記しておくと安心です。 |
これらの情報は、ショップのフッター部分や、「会社概要」「特定商取引法に基づく表記」といった専用ページに掲載するのが一般的です。BASEやSTORESでも、これらの情報を入力する専用の機能が用意されていることが多いので、活用してみてくださいね。
集客方法の検討
素敵なネットショップを作っても、お客さんが来てくれなければ商品は売れません。どうやって自分のお店を知ってもらい、来てもらうか、その「集客方法」をあらかじめ考えておくことがとっても重要です。BASEやSTORESには集客に役立つ機能もありますが、それだけに頼らず、自分でも積極的に動く必要がありますよ。
代表的な集客チャネル
どんな方法があるか、いくつか例を挙げてみますね。
SEO対策(検索エンジン最適化):Googleなどの検索エンジンで、あなたの商品やショップに関連するキーワードで検索されたときに、お店が上位に表示されるように工夫することです。ブログ記事を書いたり、商品ページの説明文を充実させたりするのが効果的ですよ。
SNSマーケティング:Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、TikTokなど、あなたのショップのターゲット層が多く利用しているSNSで情報を発信し、ファンを増やしていく方法です。商品の魅力だけでなく、ブランドのストーリーや作り手の想いなどを発信すると、共感を呼んでファンになってもらいやすいです。
Web広告:費用はかかりますが、リスティング広告(検索連動型広告)やSNS広告などを利用すると、短期間で多くの人にお店を知ってもらうチャンスが生まれます。予算を決めて、まずは少額から試してみるのもいいかもしれませんね。
メールマガジン・LINE公式アカウント:一度購入してくれたお客さんや、興味を持ってくれた人に、新商品のお知らせやお得な情報を定期的にお届けすることで、リピート購入につなげたり、お店を思い出してもらったりする効果があります。
インフルエンサーマーケティング:あなたの商品やブランドと親和性の高いインフルエンサーに商品を使ってもらい、その感想を発信してもらう方法です。影響力のある人に紹介してもらうことで、一気に認知度が上がることもあります。
どの方法が自分のショップに合っているか、いろいろ試しながら見つけていくのがおすすめです。ターゲットとするお客さんが普段どんな情報に触れているかを想像しながら、戦略を練ってみてください。
商品写真のクオリティ
ネットショップでは、お客さんは商品を直接手に取って見ることができません。そのため、商品写真が商品の魅力を伝える唯一の手がかりと言っても過言ではありません。写真のクオリティが低いと、どんなに良い商品でも魅力が半減してしまい、購入に至らないこともあります。逆に、魅力的な写真はお客さんの購買意欲をグッと高めてくれますよ。
魅力的な商品写真を撮るコツ
プロに頼むのが一番確実ですが、自分で撮影する場合でも、ちょっとしたコツで写真の印象は大きく変わります。
明るく鮮明に撮る:自然光がたっぷり入る窓際で撮影したり、撮影用のライトを使ったりして、商品が明るくはっきり見えるようにしましょう。暗い写真は商品がくすんで見えがちです。
様々な角度から撮影する:商品の正面だけでなく、横、後ろ、斜め上、アップなど、複数のアングルから撮影することで、お客さんは商品の全体像や細部をより具体的に把握できます。素材感が伝わるような接写も効果的です。
背景をシンプルにする:商品そのものに注目してもらうために、背景は無地や単色の布、紙などを使うのがおすすめです。ごちゃごちゃした背景は商品を邪魔してしまいます。
商品の使用シーンをイメージさせる:例えば、洋服ならモデルが着用している写真、食器なら料理を盛り付けた写真など、実際に使っているところやコーディネート例を見せることで、お客さんは購入後の自分の姿をイメージしやすくなります。
サイズ感が分かるように工夫する:比較対象となるもの(例えば、一般的なサイズの小物や手など)と一緒に写したり、モデルが持っている写真を入れたりすると、お客さんは商品の大きさを把握しやすくなります。
最近はスマートフォンのカメラ性能も非常に高いので、スマホでも十分きれいな写真が撮れます。写真編集アプリを使って明るさや色味を調整するだけでも、見栄えがグッと良くなりますよ。商品写真はショップの顔です。ぜひこだわってみてくださいね。
コンセプトとターゲット顧客の明確化
「誰に、何を、どのように届けたいのか」というショップのコンセプトと、どんなお客さんに来てほしいかというターゲット顧客を明確にすることは、ネットショップ運営の土台となります。これが曖昧なままだと、ショップのデザイン、品揃え、価格設定、集客方法など、あらゆる面で方向性が定まらず、お客さんにも魅力が伝わりにくくなってしまいます。
例えば、「20代後半の働く女性に、平日の疲れを癒やす上質なリラックスグッズを届けたい」といった具体的なイメージを持つことで、どんなデザインが響くか、どんな商品が求められるか、どんな言葉で語りかければ良いかが見えてきます。コンセプトが明確であればあるほど、ショップに一貫性が生まれ、お客さんからの共感も得やすくなります。BASEやSTORESでショップを作る前に、じっくり考えてみてくださいね。
運営体制の構築
ネットショップは開設したら終わりではなく、日々の運営業務が発生します。受注処理、在庫管理、梱包・発送、顧客対応(問い合わせやクレーム対応)など、やることはたくさんあります。特に一人で始める場合は、これらの業務をどのように効率よくこなしていくか、あらかじめ計画しておくことが大切です。
主な運営業務
受注処理:お客さんからの注文内容を確認し、支払い状況をチェックし、発送準備を進めます。注文確認メールの送信なども含まれます。
在庫管理:商品の在庫数を正確に把握し、欠品や過剰在庫を防ぎます。BASEやSTORESには在庫管理機能がありますが、実在庫とのズレがないように注意が必要です。
梱包・発送作業:商品を丁寧に梱包し、配送業者に引き渡します。梱包材の準備や、送り状の作成なども必要です。迅速で丁寧な発送は顧客満足度を大きく左右します。
顧客対応:商品に関する質問、配送状況の問い合わせ、時にはクレームなど、お客さんからの様々な連絡に対応します。誠実で迅速な対応がリピーター獲得につながります。
これらの業務を一人で全て行うのか、家族や友人に手伝ってもらうのか、あるいは一部を外注する(例えば発送代行サービスを利用する)のかなど、自分のキャパシティやショップの規模に合わせて運営体制を考えておくと、いざ開店したときに慌てずに済みますよ。
資金計画と損益分岐点の把握
ネットショップを開設・運営するには、当然ながら費用がかかります。どれくらいの初期費用が必要で、毎月どれくらいの運営費がかかるのか、そしてどれくらい売れたら利益が出るのか(損益分岐点)を事前に把握しておくことは、無理のないショップ運営のために非常に重要です。どんぶり勘定ではなく、しっかりと資金計画を立てましょう。
考慮すべき主な費用
初期費用:パソコンやプリンターなどの機材購入費、インターネット環境整備費、商品撮影用の機材や小道具代、有料のデザインテンプレート購入費(BASEやSTORESで無料テーマ以外を選ぶ場合)、独自ドメイン取得費用などが考えられます。
仕入れ費用:販売する商品を仕入れるための費用です。手作り品の場合は材料費ですね。在庫を抱える場合は、その保管コストや売れ残りのリスクも考慮に入れる必要があります。
運営費用(月額・都度):
費用の種類 | 具体例 |
---|---|
プラットフォーム利用料 | STORESのスタンダードプランの月額費用など。BASEのスタンダードプランは無料ですが、売れた時の手数料がかかります。 |
販売手数料・決済手数料 | 商品が売れた際に発生する手数料です。BASEやSTORESの各プランによって料率が異なります。 |
拡張機能・アプリ利用料 | BASEやSTORESで提供されている有料の拡張機能やアプリを利用する場合の費用です。 |
梱包材費 | 段ボール、緩衝材、テープ、送り状などの費用です。 |
広告宣伝費 | Web広告を出稿する場合や、インフルエンサーに依頼する場合の費用です。 |
通信費・光熱費 | インターネット回線費用や、作業場所の電気代などです。 |
これらの費用をリストアップし、最低でも数ヶ月分の運転資金を準備しておくと安心です。また、商品の販売価格と原価、各種手数料から、1つの商品が売れたらいくら利益が出るのかを計算し、月に何個売れれば固定費をカバーして利益が出始めるのか、という損益分岐点を把握しておきましょう。これにより、具体的な売上目標も立てやすくなりますよ。
まとめ
この記事では、ネットショップを手軽に始められるBASEとSTORESについて、じっくり比較してきました。どちらのサービスも、これからネットショップを始めたいと考えている初心者の方にとって、とっても心強い味方だってことが分かってもらえたんじゃないでしょうか。それぞれのサービスに良いところがあって、どちらを選ぶかは、あなたがどんなお店を作りたいか、何を一番大切にしたいかによって変わってきます。
例えば、「とにかく初期費用を抑えて、すぐにでもお店を開きたい!」とか、「たくさんのオシャレなデザインテンプレートから、自分好みのお店を作りたい!」って思っているあなたには、BASEがしっくりくるかもしれません。BASEは、手軽に始められる点や、デザインの豊富さが魅力だって、実際に使っている人たちからもよく聞かれます。
一方で、「毎月の固定費はできるだけかけたくないな」とか、「商品が売れた時の手数料をなるべく低くしたい!」、または「実店舗も運営していて、ネットショップとうまく連携させたい」と考えているなら、STORESがおすすめです。特に、STORESはフリープランでも決済手段が充実していて、手数料を重視する方に注目されているみたいです。
最終的にどちらを選ぶにしても、大切なのは、あなたの目的やお店のスタイルに合ったサービスを選ぶことです。この記事で紹介した比較ポイントや、それぞれのサービスがどんな人に向いているかの話を参考に、あなたにぴったりのパートナーを見つけて、素敵なネットショップ運営をスタートさせてくださいね!この記事が、あなたの第一歩を後押しできたら、とってもうれしいです。