【初心者向け】LPのLPの成果を最大化するための分析と改善方法と広告の掲載方法|成果を出すための全手順

せっかく作ったLP、どうやって公開して広告を出せばいいか悩んでいませんか?

せっかく作ったLP、どうやって公開して広告を出せばいいか悩んでいませんか?LPは作って終わりではなく、きちんと管理して広告を出し、改善を続けることで初めて成果につながります。この記事を読めば、サーバーへの公開方法といった基本的な管理の仕方から、Google広告やSNS広告の具体的な掲載手順、さらには成果を伸ばすための分析・改善方法まで、初心者の方向けに全手順がまるっと分かります。専門的な知識に自信がない方でも、この記事を順番に進めるだけで大丈夫。LPをしっかり活用して、集客や売上アップを目指しましょう。

目次

LPの管理と広告掲載を始める前に知っておくべきこと

LP(ランディングページ)を作った後、「さて、どうやって公開しよう?」「広告はどうやって出すんだろう?」と手が止まってしまう方は少なくありません。でも大丈夫です。LPの公開から広告掲載、そして成果を出すまでには、しっかりとした手順があります。この章では、具体的な作業に入る前に、まず知っておいてほしい全体像や基本的な考え方について、分かりやすく説明していきますね。

LP公開後の全体像と成果が出るまでの流れ

LPは作って公開したら終わり、というわけではありません。むしろ、公開してからが本当のスタートです。広告を使ってLPにユーザーを集め、その反応を見ながら改善を繰り返していく、というサイクルを回すことで、少しずつ成果が上がっていきます。まずは、LP公開後から成果が出るまでの全体的な流れを掴んでおきましょう。

この一連の流れは、一度きりではなく、継続的に改善を繰り返すことで初めて成果に繋がります。焦らず、一つひとつのステップを着実に進めていくことが大切です。

ステップ主な作業内容このステップの目的
ステップ1:公開準備サーバー契約、ドメイン取得、LPファイルのアップロード作成したLPをインターネット上で誰でも見られる状態にする
ステップ2:広告出稿広告アカウント開設、キャンペーン作成、広告文や画像の設定LPの存在を知ってもらい、ターゲットとなるユーザーを集める
ステップ3:効果測定アクセス解析ツールや広告管理画面でデータを確認広告がどれくらい見られ、LPでどれだけの成果(購入・申込など)が出たかを把握する
ステップ4:分析・改善データをもとに課題を発見し、LPの修正や広告設定の見直しを行うより多くの成果を出せるように、LPや広告を最適化していく

なぜLPの適切な管理が重要なのか

LPの「管理」と聞くと、少し地味な作業に聞こえるかもしれません。しかし、この管理がLPで成果を出すための土台となり、とても重要な役割を果たしています。なぜLPを適切に管理する必要があるのか、主な理由を3つご紹介します。

1. 機会損失を防ぐため
LPを置いているサーバーが不安定で表示されなかったり、ページの表示が極端に遅かったりすると、どうなるでしょう。答えは簡単で、せっかく広告費をかけて集めたユーザーが、ページが開く前に離れてしまうという大きな機会損失に繋がります。LPがいつでも快適に見られる状態を保つことは、ビジネスチャンスを逃さないための基本です。

2. 広告のパフォーマンスを維持するため
Google広告などでは、広告のリンク先であるLPの品質も評価対象の一つです。ページの表示速度が遅かったり、スマホで見た時に表示が崩れていたりすると、「ユーザーにとって不便なページ」と判断され、広告の評価が下がることがあります。広告の評価が下がると、広告費が高くなったり、広告が表示されにくくなったりする可能性があり、費用対効果の悪化に直結します。

3. スムーズな改善活動のため
LPの成果を高めるには、「キャッチコピーを少し変えてみよう」「ボタンの色を変えてテストしてみよう」といった細かな改善活動が欠かせません。LPの管理方法が整理されていないと、こうしたちょっとした修正や更新作業に手間と時間がかかり、改善のスピードが落ちてしまいます。いつでも迅速に改善できる環境を整えておくことが、成果への近道になります。

広告掲載の基本的な考え方と目的

LPを公開しても、何もしなければ誰にも見てもらえません。そこで必要になるのが、LPに人を集めるための「広告」です。ただ、やみくもに広告を出しても、費用がかさむだけで成果には繋がりません。広告を始める前に、基本的な考え方をしっかり押さえておきましょう。

まず、LPと広告の関係は、よく「お店」と「チラシ」に例えられます。LPがお客様を迎える「お店」で、広告がお店の存在を知らせて呼び込むための「チラシ」や「看板」です。どんなに素敵なお店(LP)を作っても、その存在を知らせるチラシ(広告)がなければお客様は来ません。逆に、どんなにチラシ(広告)を配っても、お店(LP)に魅力がなければ商品は売れません。この2つはセットで考えることが大前提です。

その上で、広告を出す際には「目的」と「ターゲット」を明確にすることが何よりも重要です。

  • 目的(コンバージョン)の明確化:広告を通じて、ユーザーに最終的に何をしてほしいのかを決めます。「商品の購入」「問い合わせ」「資料請求」「イベントの申し込み」など、ゴールを一つに絞ることで、広告のメッセージやLPの内容に一貫性が生まれます。
  • ターゲットの明確化:その商品を「誰に」届けたいのかを具体的に考えます。年齢、性別、地域、興味関心などを絞り込むことで、興味のない人にまで広告費を使う無駄をなくし、より少ない費用で成果を出すことができます。

この「誰に」「何を」「どのように伝えるか」を考えることが、広告掲載の第一歩であり、成功の鍵を握っているのです。

LPの基本的な管理の仕方でグループ会議中

【実践編】LPの基本的な管理の仕方

LPの制作が終わったら、いよいよインターネット上で公開するステップに入ります。ここでは、LPを公開して、継続的に運用していくための具体的な管理方法を解説していきます。専門的な言葉も出てきますが、一つひとつの手順を分かりやすく説明するので、初心者の方でも安心して進められますよ。

ステップ1 LPを公開するサーバーとドメインの準備

LPをインターネット上に公開するには、Webサイトのデータを置いておく「サーバー(インターネット上の土地)」と、その場所にアクセスするための「ドメイン(インターネット上の住所)」の2つが絶対に必要です。まずは、この2つを準備するところから始めましょう。

レンタルサーバーの選び方と契約方法

レンタルサーバーは、専門の会社が管理するサーバーの一部を借りられるサービスです。自分でサーバーを構築・管理するより、はるかに手軽でコストも抑えられます。初心者の方がLP用にレンタルサーバーを選ぶ際は、次のポイントをチェックするのがおすすめです。

チェック項目なぜ重要か確認するポイントの例
表示速度LPの読み込みが遅いと、ユーザーが離脱しやすくなり、広告の成果に直接影響します。・Webサーバーが「nginx」や「LiteSpeed」か
・ストレージが高速な「SSD(NVMe)」か
・「HTTP/2」以上に対応しているか
安定性サーバーが停止するとLPが表示されなくなり、広告費をかけてもアクセスを逃すことになります。サーバー稼働率が「99.9%以上」を保証しているサービスを選びましょう。
料金プランLPの運用コストに関わります。初期費用と月額料金のバランスを見ることが大切です。初期費用無料や、月額料金の割引キャンペーンなどを活用するとお得に始められます。
サポート体制トラブルが発生した際に、迅速に解決できると安心です。電話やチャットでのリアルタイムサポートがあると、初心者の方には特に心強いです。

これらのポイントを満たす代表的な国内のレンタルサーバーには、「エックスサーバー」や「ConoHa WING」などがあります。どちらも国内シェアが高く、性能と安定性に定評があるため、安心して利用できます。契約は、各サービスの公式サイトからプランを選び、画面の指示に従って個人情報や支払い情報を入力するだけで簡単に完了します。

独自ドメインの取得とサーバーへの設定手順

独自ドメインは、「https://example.com」のように、世界に一つだけのオリジナルな住所です。会社の名前やサービス名を使ったドメインは、ユーザーに安心感や信頼性を与え、ブランディングにも繋がります。無料のドメインもありますが、ビジネスで使うLPなら、信頼性の高い独自ドメインを取得するのが一般的です。

ドメインは、「お名前.com」や「ムームードメイン」といったドメイン取得サービスで取得できます。また、レンタルサーバーの契約時に、特典としてドメインが1つ無料でもらえるキャンペーンもよく行われています。

ドメインを取得したら、次はサーバーで使えるように設定します。この作業は「ネームサーバーの設定」と呼ばれ、少しだけ専門的ですが、次の2ステップで完了します。

  1. ドメインを取得したサービス(お名前.comなど)の管理画面で、ネームサーバーの情報を、契約したレンタルサーバー(エックスサーバーなど)が指定するものに変更する。
  2. レンタルサーバーの管理画面で、「ドメイン設定」メニューから取得した独自ドメインを追加する。

この設定が完了すると、あなたの独自ドメインにアクセスした人が、あなたのサーバーに置かれたLPを見られるようになります。

ステップ2 サーバーにLPファイルをアップロードする方法

サーバーとドメインの準備ができたら、いよいよ作成したLPのファイル(HTML、CSS、画像ファイルなど)をサーバーにアップロードします。主な方法として、「FTPソフト」を使う方法と、サーバーの「ファイルマネージャー機能」を使う方法の2つがあります。

FTPソフトを使った基本的なアップロード手順

FTPソフトは、自分のパソコンとサーバーとの間でファイルをやり取りするための専用ソフトです。「FileZilla(ファイルジラ)」などが無料で使えて有名です。手順は以下の通りです。

  1. お使いのパソコンにFTPソフトをインストールします。
  2. レンタルサーバーの管理画面で、「FTPアカウント情報」(ホスト名、ユーザー名、パスワードなど)を確認します。
  3. FTPソフトを起動し、確認した情報を入力してサーバーに接続します。
  4. 接続に成功すると、画面の左側に自分のPCのファイル、右側にサーバー内のファイルが表示されます。
  5. サーバー側の公開フォルダ(多くは「public_html」や「www/docs」という名前です)の中に、LPのファイルをドラッグ&ドロップでアップロードします。

アップロードする場所を間違えるとLPが正しく表示されないので、公開フォルダの場所はしっかり確認しましょう。

レンタルサーバーのファイルマネージャー機能を使う方法

FTPソフトをインストールしなくても、レンタルサーバーの管理画面にある「ファイルマネージャー」という機能を使えば、ブラウザ上でファイルのアップロードができます。手順はよりシンプルです。

  1. レンタルサーバーの管理画面にログインし、「ファイルマネージャー」を開きます。
  2. FTPソフトの時と同じように、公開フォルダ(public_htmlなど)に移動します。
  3. 「アップロード」ボタンを押し、自分のパソコンからLPのファイルを選択してアップロードします。

少数のファイルをアップロードするだけなら、こちらの方法が手軽で便利です。

ステップ3 LPの修正と更新の仕方

LPは一度公開したら終わりではありません。広告の成果を見ながら、キャッチコピーやデザインを修正し、より効果の高いLPに育てていくことが重要です。ここでは、LPの代表的な更新方法を2つ紹介します。

HTMLファイルを直接編集して更新する

HTMLやCSSで直接コーディングしてLPを作成した場合の更新方法です。修正するには、HTMLファイルを編集できるテキストエディタ(「Visual Studio Code」など)が必要です。

  1. FTPソフトやファイルマネージャーを使い、サーバー上にある修正したいLPのファイル(例:index.html)を自分のパソコンにダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルをテキストエディタで開き、キャッチコピーの変更や画像の差し替えなど、必要な修正を加えます。
  3. 修正が終わったら、ファイルを保存します。
  4. 修正したファイルを、再度FTPソフトなどを使ってサーバーの同じ場所に上書きアップロードします。

上書きする前には、万が一に備えて元のファイルのバックアップを取っておくと安心です。

WordPressを使ってLPを管理する方法

WordPress(ワードプレス)は、ブログやサイトを簡単に作成・更新できるシステム(CMS)です。WordPressを使ってLPを管理すると、HTMLの知識がなくても、管理画面からブログ記事を書くような感覚でLPのテキストや画像を修正できるのが大きなメリットです。

特に、「Elementor(エレメンター)」のような「ページビルダー」と呼ばれるプラグインを導入すると、ドラッグ&ドロップの直感的な操作で、デザイン性の高いLPを誰でも簡単に作成・修正できます。テキストの修正や画像の差し替えも、管理画面上で編集して「更新」ボタンを押すだけで完了するため、スピーディーな改善サイクルを回したい場合に非常に便利です。

安全なLP管理のためのセキュリティ対策とバックアップ

LPを安全に運用し続けるためには、日頃からのセキュリティ対策と定期的なバックアップが欠かせません。これを怠ると、LPが改ざんされたり、データが消えてしまったりと、ビジネスに大きな損害を与えかねません。

最低限、次の2つは必ず実施しておきましょう。

  • SSL化(https://〜)の設定
    SSL化は、LPとユーザー間の通信を暗号化する仕組みです。ユーザーが入力した個人情報を守り、サイトの信頼性を高める効果があります。ブラウザのアドレスバーに「保護されていない通信」と表示されるのを防ぐためにも、今やLPのSSL化は必須の対策です。最近のレンタルサーバーでは、管理画面から無料で簡単に設定できます。
  • 定期的なバックアップ
    サーバーの障害や、自分の操作ミス、悪意のある第三者による改ざんなどに備えて、LPのデータは必ずバックアップしておきましょう。多くのレンタルサーバーには自動バックアップ機能が付いていますし、WordPressを使っているなら「UpdraftPlus」のようなバックアップ用のプラグインを利用するのもおすすめです。バックアップは「取得すること」と「いつでも元に戻せること」がセットで重要なので、一度は復元のテストもしておくと、いざという時に慌てずに済みます。
LPへの広告の掲載方法と手順」のイメージで上司とグループメンバーが会議中

【実践編】LPへの広告の掲載方法と手順

LPの準備が整ったら、次はいよいよ広告を出して、たくさんの人に見てもらうステップに進みます。でも、「広告って何から始めたらいいの?」と不安に思う方も多いかもしれません。大丈夫です、この章では代表的なWeb広告の種類から、具体的な出稿手順まで、一つひとつ丁寧に解説していきますね。

代表的なWeb広告の種類と特徴

Web広告にはたくさんの種類がありますが、まずはLPへの集客でよく使われる代表的な2つの広告を覚えておきましょう。それぞれの特徴を知って、自分の商品やサービスに合った方法を選ぶのが成功への近道です。

広告の種類主な媒体特徴こんな人におすすめ
リスティング広告Google、Yahoo! JAPAN検索キーワードに連動して表示される。悩みが明確で、今すぐ情報を探している人に届きやすい。緊急性の高いサービス(水のトラブルなど)や、ユーザーが商品名・サービス名で検索する商材を扱う人。
SNS広告Facebook、Instagram、X(旧Twitter)、LINEなど年齢や興味関心などでターゲットを絞り込んで配信できる。まだ商品を知らない潜在層にもアプローチ可能。アパレルやコスメ、食品など、写真や動画で魅力を伝えやすい商材や、特定の趣味・関心を持つ層に届けたい人。

リスティング広告(Google広告・Yahoo!広告)

リスティング広告は「検索連動型広告」とも呼ばれていて、GoogleやYahoo!などの検索エンジンで、ユーザーが特定のキーワードを検索した時に、その検索結果画面に表示される広告のことです。例えば「東京 パーソナルジム」と検索した人に、都内のパーソナルジムのLP広告を見せることができます。すでに商品やサービスを解決策として探している、意欲がとても高いユーザーに直接アプローチできるのが最大の強みです。

SNS広告(Facebook・Instagram・Xなど)

SNS広告は、FacebookやInstagram、Xといったソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のタイムラインやストーリーズなどに表示される広告です。ユーザーが登録している年齢・性別・地域といった情報や、「いいね!」やフォローしているアカウントなどから推測される興味・関心をもとに、広告を表示する相手を細かく設定できます。まだあなたのサービスを知らないけれど、興味を持ってくれそうな「未来のお客様」に、自然な形で情報を届けられるのが大きな魅力です。

Google広告の掲載方法を5ステップで解説

ここでは、Web広告の中でも特に代表的な「Google広告」のリスティング広告を例に、広告を掲載するまでの流れを5つのステップで解説します。この手順通りに進めれば、初心者の方でも広告を出すことができますよ。

ステップ1 アカウント開設と支払い情報の設定

まずは、広告を管理するための「Google広告アカウント」を作ることから始めます。普段使っているGoogleアカウントがあれば、Google広告の公式サイトからすぐに作成手続きに進めます。画面の指示に従って、ビジネスの情報などを入力していきましょう。広告費を支払うためのクレジットカード情報などの登録も必要なので、手元に準備しておくとスムーズです。この支払い設定が完了しないと広告配信は始まらないので、忘れないようにしてくださいね。

ステップ2 キャンペーンと広告グループの作成

アカウントができたら、次に広告の骨組みを作っていきます。Google広告は「キャンペーン」→「広告グループ」→「キーワード・広告」という階層構造になっています。「キャンペーン」では、広告配信の大きな目的(例:ウェブサイトへのアクセスを増やす)や、1日の予算、広告を配信したい地域や言語などを設定します。「広告グループ」は、そのキャンペーンの中でさらにテーマを細かく分ける箱のようなものです。例えば「化粧水」というキャンペーンの中に、「保湿化粧水」「ニキビケア化粧水」といった広告グループを作るイメージです。この構造を最初にしっかり作っておくと、後から成果を見たり改善したりするのがとても楽になります

ステップ3 キーワード選定とターゲティング設定

リスティング広告で最も重要なのが、このキーワード選定です。あなたのLPに来てほしいお客様が、どんな言葉で検索するかを想像して、キーワードを登録していきます。「化粧水 通販」「肌荒れ 化粧水 おすすめ」など、複数の単語を組み合わせるのが一般的です。また、広告を表示させたい地域(例:東京都渋谷区)や、特定の曜日・時間帯にだけ配信するといった「ターゲティング設定」もここで行います。無駄な広告費を抑え、本当に商品を買ってくれそうなお客様に絞って広告を届けるための、非常に大切な設定です。

ステップ4 広告文の作成とLPのURL設定

次に、検索結果に表示される広告文を作ります。広告文は、ユーザーの目を引く「見出し」と、より詳しい情報を伝える「説明文」で構成されています。キーワードを広告文の中に入れたり、「初回限定50%OFF」のような具体的なメリットを入れたりすると、クリックされやすくなります。そして何よりも大事なのが、リンク先の設定です。広告をクリックした人がたどり着くページとして、今回作成したLPのURLを正確に設定してください。ここを間違えると、せっかく広告に興味を持ってもらってもLPを見てもらえません。

ステップ5 予算の設定とコンバージョントラッキングタグの設置

最後に、予算と効果測定の設定です。まず「1日の予算」を設定します。例えば1日1,000円と設定すれば、それ以上広告費が使われることはないので安心です。そして、もう一つ絶対にやっておきたいのが「コンバージョントラッキングタグ」の設置です。これは、広告の成果を計測するための特別なコードです。このタグをLPに設置することで、広告経由で何件商品が売れたか、何件問い合わせがあったか(コンバージョン)を正確に知ることができます。成果がわからなければ改善のしようがないので、必ず設定しましょう。

Facebook・Instagram広告の掲載方法

次に、SNS広告の代表格であるFacebook・Instagram広告の出稿方法のポイントを見ていきましょう。これらはMeta社が提供する「広告マネージャ」というツールで、まとめて管理・配信することができます。

広告アカウントの準備と設定

Facebook広告やInstagram広告を出すには、まず宣伝したいビジネス用の「Facebookページ」が必要です。個人のアカウントとは別に、お店やサービス用のページを作成しましょう。その後、「Metaビジネスマネージャ」というビジネス用の管理ツールを作成し、その中で広告配信用のアカウントを開設します。Google広告と同じように、広告費を支払うためのクレジットカード登録もここで行います。

オーディエンス設定と広告クリエイティブの作成

SNS広告の真骨頂は、詳細な「オーディエンス設定」にあります。年齢や性別、住んでいる地域はもちろん、「美容に興味がある人」「最近旅行に行った人」「特定のFacebookページに『いいね!』をした人」など、ユーザーの興味・関心や行動に基づいて、広告を見せる相手をかなり細かく絞り込めます。狙いたいお客様の人物像(ペルソナ)に、ピンポイントで広告を届けられるのが最大の強みです。そして、広告で使う写真や動画などの「クリエイティブ」も非常に重要です。タイムラインをスクロールするユーザーの手を止めるような、視覚的にパッと目を引く、魅力的なクリエイティブを用意できるかどうかが成果を大きく左右します。LPのデザインや世界観と合わせたクリエイティブを作ることを心がけましょう。

LPの成果を最大化するための分析と改善方法」のイメージでグループメンバー同士がパソコンで編集作業中

LPの成果を最大化するための分析と改善方法

LPは公開して終わりではありません。むしろ、公開してからが本当のスタートです。広告を出してユーザーを集めても、LP自体に魅力がなければ成果にはつながりません。ここでは、LPの成果を最大化するために欠かせない、分析と改善の具体的な方法を紹介します。データに基づいた改善を繰り返して、あなたのLPを「成果の出るLP」に育てていきましょう。

広告効果を測定する重要指標 CVRとCPA

LPの成果を測るためには、まず基本的な指標を正しく理解しておくことが大切です。特に重要なのが「CVR」と「CPA」の2つです。これらの数字を追いかけることで、広告やLPの状態を客観的に把握できます。

CVR(コンバージョン率)とCPA(顧客獲得単価)は、LPの成績表のようなものです。これらの指標が良くなっているか、悪くなっているかを見ることで、改善策がうまくいっているか判断できます。

指標意味計算式なぜ重要か
CVR(コンバージョン率)LPを訪れた人のうち、どれくらいの割合が成果(商品購入、問い合わせなど)に至ったかを示す数値です。コンバージョン数 ÷ LPへのアクセス数(クリック数) × 100 (%)LPが訪問者にとってどれだけ魅力的か、目的を達成しやすいかを測る指標になります。CVRが高いほど、効率よく成果を出せている証拠です。
CPA(顧客獲得単価)1件の成果(コンバージョン)を獲得するために、いくら広告費がかかったかを示す数値です。広告費 ÷ コンバージョン数事業の採算性を判断するための超重要指標です。CPAが利益を上回ってしまうと、広告を出せば出すほど赤字になってしまいます。

まずは自社のビジネスで許容できる目標CPAを決め、その目標を達成できるようにCVRの改善を目指していくのが、基本的な改善の流れになります。

Googleアナリティクスを使ったLPのアクセス解析

Googleアナリティクス(GA4)は、LPに誰が、どこから、どれくらい訪れているのかを詳しく分析できる無料のツールです。感覚に頼るのではなく、実際のデータを見てLPの問題点を発見するために必須のツールと言えます。LPを公開したら、必ず導入しておきましょう。

LPの分析で特にチェックしたい項目は次の通りです。

    • ユーザーとセッション
      どれくらいの人がLPを訪れているかの基本数値です。広告の成果を測る出発点になります。
    • エンゲージメント率
      ユーザーがLPをただ開いてすぐ閉じたのではなく、関心を持って見てくれたかを示す指標です。この率が低い場合、LPの第一印象(ファーストビュー)に問題があるかもしれません。

平均エンゲージメント時間
ユーザーがLPに滞在した時間の平均です。時間が極端に短い場合は、内容がユーザーの求めているものと違っていたり、読みにくかったりする可能性があります。

  • コンバージョン
    設定した目標(商品の購入やフォーム送信など)が達成された回数です。LPの最終的な成果をここで確認します。
  • 流入元(参照元/メディア)
    ユーザーがどこからLPにたどり着いたか(例: Google広告、Yahoo!広告、Facebookなど)がわかります。どの広告の効果が高いのかを判断するのに役立ちます。
  • ユーザー属性(年齢、性別、地域など)
    どんな特徴を持った人がLPを見ているかがわかります。想定していたターゲット層と実際の訪問者にズレがないかを確認しましょう。

これらのデータを分析し、「どの広告からの訪問者のエンゲージメント率が低いのか」「どの年齢層のコンバージョンが少ないのか」といった課題を見つけ出し、LPの改善に繋げていきます。

ヒートマップツールでユーザー行動を可視化する

Googleアナリティクスが「数値」でLPを分析するツールなら、ヒートマップツールは「見た目」でユーザーの行動を直感的に理解するためのツールです。LP上でユーザーがどこをよく見て、どこをクリックし、どこで見るのをやめてしまったのかを、色の濃淡で分かりやすく示してくれます。

ヒートマップツールには、主に3つの機能があります。

アテンションヒートマップ
LPのどの部分がよく読まれているかを分析できます。サーモグラフィーのように、熟読されているエリアは赤く、あまり見られていないエリアは青く表示されます。伝えたいメッセージや強みが書かれた部分が青くなっている場合、デザインや構成の見直しが必要です。

クリックヒートマップ
LPのどこがクリックされているかを分析できます。ボタンはもちろん、リンクが設定されていない画像やテキストがクリックされていることもあります。これは、ユーザーが「ここから先に進めるはず」と期待している証拠なので、リンクを追加するなどの改善が考えられます。

スクロールヒートマップ
ユーザーがLPのどこまでスクロールしてくれたか(到達率)を分析できます。ページの最後に行くほど色が薄くなっていき、多くのユーザーが離脱しているポイントがわかります。重要なコンバージョンボタンの手前で多くのユーザーが離脱しているなら、その直前のコンテンツに問題があると推測できます。

Microsoftが提供する「Clarity」など、無料で使える高機能なヒートマップツールもあります。Googleアナリティクスと併用することで、より深くユーザー心理を理解し、的確な改善策を立てられるようになります。

A/BテストでLPを改善する具体的なやり方

A/Bテストは、LPを改善するための最も強力な手法の一つです。「こっちのキャッチコピーの方が響くはずだ」「ボタンの色は赤より緑がいいに違いない」といった思いつきや仮説を、実際のデータで検証できます。

A/Bテストとは、LPの一部分だけが違う2つのパターン(AパターンとBパターン)を用意し、どちらがより高い成果(CVR)を出せるかを比較するテストのことです。このテストを繰り返すことで、LPを継続的に最適化していくことができます。

A/Bテストは、次のステップで進めるのが基本です。

  1. 目的と仮説を立てる
    まず、「コンバージョン率を1.5倍にしたい」といった具体的な目的を決めます。次に、Googleアナリティクスやヒートマップの分析結果から「キャッチコピーがターゲットに響いていないから、もっと具体的なメリットを提示すればクリック率が上がるはずだ」といった仮説を立てます。
  2. テストパターンを作成する
    仮説に基づいて、元のLP(Aパターン)の一部を変更したBパターンを作成します。このとき、変更する箇所は一度に一つだけに絞るのが鉄則です。複数の箇所を同時に変えてしまうと、どの変更が成果に影響したのか分からなくなってしまいます。
    (テスト要素の例:キャッチコピー、メイン画像、ボタンの文言や色、フォームの項目数など)
  3. ツールを使ってテストを実施する
    広告媒体の機能や専用のA/Bテストツールを使い、LPにアクセスしたユーザーにAパターンとBパターンをランダムに表示させます。
  4. 結果を分析する
    テスト期間が終了したら、どちらのパターンのCVRが高かったかを確認します。このとき、わずかな差で判断するのではなく、統計的に「優位な差がある」と言えるかしっかりと見極めることが重要です。
  5. 改善を反映する
    テストで勝ったパターンを正式なLPとして採用します。そして、また新たな仮説を立てて次のA/Bテストを計画します。このサイクルを回し続けることが、LPの成果を最大化するカギです。

初心者がLP管理と広告掲載で失敗しないための注意点

LPを公開して広告を出し始めても、思わぬところでつまずいてしまうことがあります。特に初心者のうちは、何が原因でうまくいかないのか分からなくなってしまうことも少なくありません。ここでは、LPの管理と広告掲載でよくある失敗を防ぐための大切なポイントを3つ紹介します。事前に知っておくだけで、スムーズに成果へつなげられますよ。

広告アカウントの審査落ちを防ぐポイント

せっかくLPと広告を用意しても、広告媒体の審査に通らなければ広告は配信されません。審査落ちは珍しいことではありませんが、いくつかのポイントを押さえることで、そのリスクをぐっと減らせます。主な原因は、広告とLPの品質が媒体の基準を満たしていないことです。

具体的には、次の点に注意してみてください。

  • 広告とLPの関連性:広告でうたっている内容と、リンク先のLPの内容がきちんと一致しているか確認しましょう。「初回限定980円!」と広告でうたっているのに、LPではその案内がどこにも見当たらない、といったケースは審査に落ちやすくなります。
  • LPの必須情報の記載:信頼できるサイトであることを示すために、「特定商取引法に基づく表記(特商法)」や「プライバシーポリシー」のページは必ず用意し、LPからリンクを設置しましょう。特に、商品を販売するLPでは特商法の表記は法律で義務付けられています。会社名(氏名)、住所、電話番号などを明記してください。
  • 広告ポリシーの遵守:GoogleやFacebookなどの広告媒体には、それぞれ独自の「広告ポリシー」があります。ギャンブル、成人向けコンテンツ、非科学的な主張など、禁止されている内容や表現を使っていないか、事前にしっかり確認することが大切です。
  • ユーザーにとって使いやすいLPか:ページの表示速度が極端に遅かったり、どこをクリックすればいいか分かりにくかったりするLPは、ユーザー体験を損なうと判断され、審査に影響することがあります。

薬機法や景品表示法など広告表現のルール

LPや広告で商品・サービスを紹介するとき、魅力的に見せたいあまり、つい大げさな表現を使ってしまうことがあります。しかし、行き過ぎた表現は「薬機法」や「景品表示法」といった法律に触れてしまう可能性があり、注意が必要です。法律違反は、広告が止められるだけでなく、企業の信頼を失うことにもつながるので、基本的なルールは必ず押さえておきましょう。

薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)

化粧品や健康食品、美容機器などを扱う場合、特に注意が必要な法律です。医薬品と誤解されるような、効果効能を断定する表現は認められていません。

景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)

商品やサービスの内容や価格について、事実と異なる、あるいは事実よりも著しく優れていると誤解させるような表示(不当表示)を禁止する法律です。これには大きく分けて「優良誤認表示」と「有利誤認表示」の2つがあります。

これらの法律で禁止されている表現の具体例を、下の表にまとめました。

法律注意すべきポイントNG表現の例OK表現の例
薬機法化粧品や健康食品で、身体の変化や病気の治療・予防に関する効果を断定すること。「このサプリでガンが治る」
「塗るだけでシミが消える」
「飲むだけで痩せる」
「日々の健康維持をサポートします」
「メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ」
「食事の置き換えによるカロリーコントロール」
景品表示法
(優良誤認)
客観的な根拠がないのに、品質や性能が他社より著しく優れているように見せること。「業界No.1」(※調査機関による正確なデータがない場合)
「世界最高の技術」
「顧客満足度95%」(※自社調べ 2023年調査)
「〇〇賞受賞」
景品表示法
(有利誤認)
客観的な根拠がないのに、価格などの取引条件が他社より著しく有利であるように見せること。「今だけ半額」(※キャンペーン終了後も同じ価格で販売している場合)
「通常価格10,000円のところ5,000円」(※10,000円で販売した実績がない場合)
「〇月〇日までの期間限定価格」
「メーカー希望小売価格との比較」

広告表現に迷ったときは、必ず各広告媒体のポリシーや、消費者庁のガイドラインなどを確認するようにしてください。

計測タグの設置漏れや設定ミスに注意する

広告の成果を正しく測るための「計測タグ」。これを正しく設置できていないと、せっかく広告を出しても、どれくらいの成果(コンバージョン)があったのか全く分かりません。広告の成果を正しく計測できなければ、データに基づいた改善の打ちようがなく、広告費を無駄にしてしまうことになります。初心者が陥りやすい、計測タグに関するミスと確認方法を知っておきましょう。

よくあるミスは次の通りです。

よくあるミスの種類発生する問題基本的な対策・確認方法
タグの設置場所の間違いタグが正常に動作せず、アクセスやコンバージョンが一切計測されない。Googleタグマネージャー(GTM)を利用して一元管理するのがおすすめです。各タグの設置場所(head内、body直後など)は、媒体の指示通りに正確に設置しましょう。
コンバージョンタグの設置漏れ広告経由のアクセスは分かるが、商品の購入や問い合わせといった最終的な成果が計測できない。コンバージョンタグは、必ず「購入完了ページ」や「問い合わせ完了ページ(サンクスページ)」にのみ設置します。LP本体に設置しないように注意してください。
タグの二重設置同じタグを誤って2つ設置してしまうと、アクセスやコンバージョンが2倍にカウントされ、データが不正確になる。LPのソースコードやGTMの設定を見直し、同じタグが複数設置されていないか確認します。

タグが正しく設置されているか不安なときは、Google Chromeの拡張機能「Tag Assistant Legacy (by Google)」を使うと簡単に確認できます。このツールをブラウザに追加してLPを開くと、設置されているタグの種類や動作状況(発火しているか)を一覧でチェックできてとても便利です。また、自分でテスト注文やテスト問い合わせをしてみて、広告媒体の管理画面でコンバージョンがリアルタイムに計測されるかを確認するのも確実な方法です。

まとめ

この記事では、LPの管理の仕方から広告を出すまでの全手順を、初心者の方にも分かりやすいように一つひとつ解説してきました。LPは作って公開するだけじゃなく、その後の適切な管理とセットで考えることがとっても大切なんです。サーバーにアップして終わりではなく、いつでも修正や更新ができる状態にしておくことで、成果につながる改善がしやすくなります。

広告も、ただ出せばいいというわけではありません。Google広告やSNS広告など、あなたのサービスに合ったものを選んで、正しい手順で設定することが重要です。特に、広告を出した後の分析と改善が成果を出すためのカギになります。CVRやCPAといった数字を見ながら、Googleアナリティクスやヒートマップツールを使って「どうすればもっと良くなるか」を考え、A/Bテストで試していく。このサイクルを回すことで、LPの効果はどんどん高まっていきます。

最初は難しく感じるかもしれませんが、この記事で紹介した流れに沿って一歩ずつ進めていけば大丈夫です。ぜひ、あなたのビジネスを成長させるために、今日からチャレンジしてみてくださいね!

【初心者向け】LPのLPの成果を最大化するための分析と改善方法と広告の掲載方法|成果を出すための全手順

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